Rice

佐賀からの手紙

今日は佐賀から直送の米が届く。 90俵なので、30kgの米袋で180袋。 店の前に通る細い道に、朝早くから、どう考えても場違いなでかさのトレーラーが横付けされていた。 米が入る日の朝、会社に向かって歩いているとずっと手前からそんなトラックが見えると正…

新潟の米作況指数、92に下方修正。

夏頃まで、今年は大豊作の様相を呈する年だった。 しかし猛烈な台風が収穫直前の産地をことごとく襲った。 佐賀、熊本は台風により風に振るわれて被害米が多くなり、秋田は塩害、新潟も大きな打撃を受けた。 佐渡など、今年はほぼ壊滅という噂も聞いた。 こ…

ライスペーパー・ハチハチ

http://www.wacca.com/88/ お米に関するフリーペーパー。 お米、というよりお米、農業、自然、ライフスタイル、音楽、その他様々なトピックを扱いリンカランっぽい。 センスが非常によろしい。 うちの店での配布がほぼ決まり。 熱烈応援。 がんばってっ。

七夕コシヒカリ

明日佐賀より到着です。 この時期に出る新米の中ではダントツの味を誇る、と言うより秋に出る有名ブランド産地の新米と互角以上の勝負をしているお米。 関東・関西それぞれ10トントラック5台分しか流通しない希少なお米です。 さて、今年の出来はどうか? (…

RIETI

農業改革シンポの資料配布が開始 http://www.rieti.go.jp/jp/events/04072801/handout.html

真の農業改革に向けて

RIETIの農業政策シンポジウムに参加 http://www.rieti.go.jp/jp/events/04072801/info.html このようなイベントが気軽に無料で参加できる事に深く感謝したい。 さて、序文から分かるように、先日紹介した日経ビジネスの記事とは違い、農業再興を政治経済的角…

『農業再興』を読んで

カミさんが会社で借りてきた日経ビジネス6月28日号に『農業再興 -食の崩壊を回避せよ』と題した特集が載っていたので読む。 要約すると、今までの農協の無責任な私欲主義と政府の風見鶏政策によって日本の農業は衰退してしまった、そして今生産者側で再興を…

芦屋 銀しゃりや

★★★★☆ 芦屋市公光町7−11 TEL:0797-23-6612 17:00〜23:00(木曜定休) http://www.palashio.com/gourmet/store/52.html うまい。 最近おにぎり屋や土鍋ごはん屋は多い。 大抵イメージ先行の流行モノだ。 土鍋ごはんと炭焼き、魚焼き系というカップリングも非…

Rice Restaurant Tokyo

★★★☆☆ 東京都渋谷区東2丁目18−7 TEL:03-6418-1500 営業時間:11:45〜24:00(無休) http://www.web-across.com/todays/d6eo3n0000004df9.html まぁ何とオシャレなごはん屋さんがうちから近くにあったものか。 恵比寿西口から渋谷橋の方に向かって歩き、ち…

農業改革シンポジウム

http://www.rieti.go.jp/jp/events/04072801/info.html RIETI政策シンポジウム 「21世紀の農政改革−WTO・FTA交渉を生き抜く農業戦略−」 日時: 2004年7月28日(水) 13:00-18:30 会場: TEPIA(機械産業記念館)TEPIAホール 港区北青山 序文より 日本においては…

家庭で出来るベストお米ブレンディング計画 I

『ナニワスペシャル』 レシオ:庄内はえぬき 80% ミルキークィーン 20% はえぬきは米の弾力が強くその分食感が楽しい。 そして味のバランスも良い。 山形が売り出し中の米だが、柔らか目の米を好む関東より、しっかりした食感を好む関西向きのお米と言える…

恵比寿一枚田速報

田植えをしたのはこの日記によると5月下旬。 ということは一月経った。 本家、大山千枚田の方は: http://www.senmaida.com/p_report/index.html おぉ、結構大きくなってる。 株も増えてるし稲っぽい。 それにくらべて恵比寿一枚田は恥ずかしい程貧相である…

The Big Picture

『食糧法システムと農協』 asin:4541026481 読破。 本運良し。 右も左も分からない状況でこの本を選んだ事は幸運だったと思う。 この本は、新食糧法施行に伴う米流通の変化と、その変化に対応する農協対応の利点・欠点、特に現状での問題点と今後の展望を明…

佐賀27号の銘柄名決定?

公にはなっていないが、佐賀県経団連が反響好調の佐賀27号の銘柄選考において最終段階に入っているとの話を耳にする。 『佐賀1号→ぴかいち』で失敗しているだけに、慎重かつ的確なエクセキューションは、佐賀27号のブランドとしての成功には絶対条件である。…

種の起源

シルクロードの会の6月公演に参加。 http://homepage1.nifty.com/sawarabi/osirase.htm 佐藤洋一郎先生による古代稲作の講義である。 結論として『縄文時代に水田は無かったが、稲作は行われていた。』という論旨だった。 米屋の米屋による米屋のための話で…

我輩ハ米デアル 名前ハ未ダ無イ

新潟は米どころ、という認識は、実は新しい。 戦前の政府調査において、新潟は米の産地としてはランク外の扱いをしていた程だ。 稲の乾燥期に雨量が多く、弱い食味となるのが要因らしい。 そう、コシヒカリという早稲米が出るまでは新潟の米はそれほど品質の…

米屋の月曜日

月曜日は忙しい。 いつものことだが、そしてどんな仕事でもそうだが、月曜日は忙しい。 そして米屋も例外ではない。 うちの店は某デパートのニコタマ店と日本橋店に支店を出しているが、月曜日にはその両方からの発注も重なる。 そして今日は社長は横浜での…

恵比寿一枚田

どういう経路か忘れたが、うちの店に稲の苗がある。 どこかの保存協会だか交流会だかの人がサンプルとして置いていったらしい。 薦められるまま、家で植えてみることにする。 今月始めに大山千枚田で田植えの経験があるので、『田植え二年生』といったところ…

食べ物を扱う難しさ

スーパーの米、米穀店はこれにやられた。 1996年(だったか)、食糧管理法の改正により、容易に米を販売することが可能になった。 それまで米を売るには認可を必要とし、米穀店はその販売権に守られてビジネスを続けてきた。 この販売権(正式な名前は忘れた…

見習いスタート

そう、今日から私もれっきとした米屋見習い。 右も左も解らない。 いや、そんなこと行く前から分かっていたので気にしていないが、やはり慣れない事なので自分の生産性の低さが気になる。 これも仕方ないと言えばそうかも知れないが、そして気にするつもりも…