にこたまなのだ

上記田植えの次の日、早速感化されたかみさんの要望で遂にガーデニングデビューをすることになる。 場所は、まぁここからだとにこたまのガーデンアイランドだろう、ということになってガーデンアイランドへ。
木製プランター2個、土10キロ、軽いし5キロを抱えて電車で帰るはめに。 でも大体予想していた程度だったのもまた悲しい。 車があればともちょっと思ったが、こんなつまらん理由で車を買ってはいかん。 正直ここに住んでると必要無い。 実はユタに住んで時はセブンに乗っていた。 中古車で、初代オーナーがテキサスではちょっとした走り屋だったらしく、所々走り屋チューンの入った車だった。 古いが可愛いやつだった。 信号が替わった時のスピードスタートでは負けることのない、まさに『加速の鬼』だった。 いや、いかん。 コストパフォーマンスを考えて我慢だ、我慢。
帰りにお茶しようということになって、高島屋二子玉川店の地下に向かう。 "Paul"というベーカリー・レストランだが、そんな良くない立地なのに、客の列が耐えない。 お茶プラスパンを3種頼んだが、確かにうまい。 いや、ちょっと今までうまいパンという発想とは違う、何かこう、うまいヨーロッパのパン(どういう意味?)という感じがする。 デザートっぽいパンばかりだったのでちゃんとしたのを買って帰って試そうとも思ったが、相変わらずパン屋の列は切れなかったので諦める。 また来れるし。 それに、プランターと土抱えてるし。
とうとう始まってしまったガーデニングライフ。 何とか避けて人生をまっとうできるかとも思ったが、いや何も言うまい。 パンドラの箱は開かれてしまった、と思うことにする。 全部出たら、希望が残ってると信じよう。