たなだなのだ

棚田

土曜日、日曜日と千葉・鴨川にある大山に田植え旅行に出かける。 大山と言うと『大山千枚田』と呼ばれる棚田が有名で、ここで取れる長狭米は、古くは江戸時代に献上米であったことで知られる。 らしい。 カミさんの職場の仲間が行くのに便乗して行ってきた。
http://www.senmaida.com/index.html
大山千枚田は、『オーナー制棚田』として成功しているらしい。 実際の田植えは日曜日に行ったが、前日乗り込みでお邪魔して、保存会の理事長さん、保存会広報のみなさん、オーナーさんその他色んな方との交流会に参加。 飲めないのにいい気になって飲んで、夜中3時くらいまで飲んでフラフラになって寝床へ。
翌朝は早速棚田へ。 寒い。 しかし気象予報士(兼保存会広報)の片平さんの予報は裏切られ午後になると日が雲の合間から覗く、ことはなかったが予報通り雨も降らなかった事が幸い。 生まれて初めての田植え、だと思う。 田植えは、『田植えってこんな感じだろう』と思った通りのものだったが、それでも実際に泥に足を取られながら腰を曲げて植えていく作業は大変。 いや、楽しいよ。 でもこれが毎年、生活がかかった作業として10倍の広さの田植えを行うとなるとさぞ大変な作業だと思う。 今回は沢山の参加者でワイワイ楽しく田植えだった。 田植えが終わり、足を洗ったらお昼ごはんを食べながら休憩。 その後里山の散歩道を2時間半程ほど散策。 帰りに近くの鴨川漁港で取れた魚の干物を買って帰路につく。
いや、結構楽しいね。 特に、自分が米屋で見習いになるとか、そのへんに意識は払っていなかったし、特にそういった意味で収穫がある訳ではなかった。 でも田植えもそうだが、あることに情熱を燃やしている人との交流は普通に楽しい。 こういう機会は、別に田植えに参加しないとできないものじゃないが、なかなか恵まれないので有難かった。 楽しかったよ。