Strutsは今どこへ?

id:habuakihiro:20040913とあったのを何となく覚えていた。 本屋でクラウゼヴィッツの訳本があるかと探しにいったつもりが、Java Press*1とWEB DB Pressの最新刊を買ってしまう。
Seasar2の入門記事があってかなり真剣に読み入ってしまう。 疎結合の話とかは分かりやすかったが、いかんせんしばらくコードを見ていないので、どうもコードが追いにくくなっている。 でもS2Daoのパワーはひしひし伝わってきた。 ふーん、これがS2ね。 ちょっと合間を見ていろいろいじってみよう。
もう1つ、MySQLの特集記事が良し。 構造的な特徴とか、フリーのDBと言えばPostgresばっかりだったので、全然知らなかったことが一気に吸収できた。 むかーし、Web Techniqueかなんかそんな名前のアメリカの技術誌にPostgresとMySQLの比較記事が載っていて『へー』なんて思いながら読んでいたが、当時に比べたらやはり理解の深度はかなり深くなっている。 最初オラクルの勉強をした時に超えるのが大変だったハードルが、やはり大きな糧となっているのだろう。 引退してから気付くなんてちょっと寂しい。
実は最近Tapestry関連の情報をウェブで探して読んでいる。 確かに、デザインとコードの分離はすごい。 デザイナーがほとんど問題なく読めるというのはStrutsJSTLで試して中々うまくいかなかったが、これなら可能性はありそう。 そう言えば最近Strutsの話を聞かない。 Tapestry関連の記事を探している時も、時折みかけても批判ばかりが目立った。 私はほとんどStrutsくらいしか分かっていないので、いまいちStrutsのデメリットが分かっていない。 これもDIコンテナやTapestryといった別の思想に触れれば分かってくるものなんだろう。 やっぱり1つしか分からないっていうのは、知っている技術の数が少ないことより、バランスの取れた分析力が育たないというのが最大のデメリットのように思う。 色々偏見を持たずにいじってみるのがやっぱり良さそう。
S2は具沢山、痒い所に手が届く、という印象。 いいね。

*1:文字化け関連の結構しっかりした特集があったのでつい。 昔泣いた覚えがあるし。