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アマゾンから大量到着。
今回は以前所持していたが訳あって手放した本がメイン
Books
"Communism Manifesto" Marx & Engels isbn:0451527100
"Capital Vol. 1" Marx isbn:0140445684
"Diffusion of Innovations" Everett M. Rogers isbn:0743222091
"Competitive Advantage" Porter isbn:0684841460
"Marketing Management" Kotler isbn:0130336297
DVDs
"School of Rock" asin:B00018U9G6
"Down Periscope" asin:B00013RC70
"Lost in Translation" asin:B00005JMJ4
"Diffusion of Innovations"は存在さえ知らなかったが、なかなか良さそうな感じ。 イノベーション関連の書籍はアカデミックでも実践的でも無い中途半端ものが多いが、これは別ものっぽい。 初版の日付けを見るとかなり古いので、この本を知らないこと自体がやばいのかも知れない。コトラー本は、持っていたのは8th Ed.だったと思うが、見た感じでは根本は同じだが中身は結構変わっているっぽい。 マルクス資本論は読めるのがいつになるか分からないが、以前も読破はしていない。 現在のCSRに関する記事等を読んでいると、何か欠けているような気がする。 何となく、マルクスの書籍にヒントがあるような、そんな気がする。
話は変わるが、日本においてのマルクスの評価は極端に低いように思う。 『マルクスの理論は現実的でなく、ソビエト&東欧の共産諸国の瓦解が良い証拠』などと言うのは誰でも言えるのである。 以前経済学部出身の知人にマルクスの話をしたら、『古い』と一蹴されて議論になったことがある。 そんなことは分かっている。 『ちゃんと学校行ってたのか?』と暴言を思わず吐いて怒られた。 彼にも言ったが、大学で2年ばかりヘラヘラ遊んでいた20歳やそこらの小僧に一蹴される程、マルクスの文献は浅くない。 要約ばかりを集めて暗記させることが本当の高等教育たりえるのか?と真剣に思う。 デカルトもそう、スミスもそう、フロイトもそう(たぶん。 ちゃんと読んだことないが。)、そして最近ではポーターもそうだ。 本など、いくらでも手に入る。 一度自分で読んでみてはどうか? 批判するのはそれからでも遅くない。
ちなみに競争優位を唱えたポーターに対するアカデミアからの批判が最近顕著化している。 その件に関して近いうちにまとめてみようと思う。