昨日の続き

http://www.economist.com/agenda/displayStory.cfm?story_id=3082696
珍しく直接的な指摘は避けているが、FRB/大統領選/失業率/市場動向の複雑なバランスを取るべく動く、グリーンスパンの意図を選挙寄りとの判断が見える。 そして注目すべきは、失業率下降のペースが落ちた事について、市場の期待値がそもそも高すぎたという指摘だ。 理論的に考えれば、金利はまだ低い。 しかし金融政策の微調整に労力を注いでも、市場があまりにも過敏に反応し過ぎるように思う。 だからこそ昨日のFOMCの声明も内容的には平凡ながら、その強気な姿勢を汲み取った市場は大きく反応した。 効果は大きいだろう。 しかしFRBはプロパガンディストではない。