100万人のキャンドルナイト 中1日開催

土曜日、そして今日とキャンドルナイトに参加した。 参加と言っても、ただ夜の2,3時間電気を消すだけ。 電気が消え、テレビが消え、ロウソクの火の元にゴハンを食べると、本来食卓ではこういう会話がなされるべきという会話が自然に出来る。 これは、これでいいと思う。
今日は夏至、つまりキャンドルナイトの本番は今日になる。 しかし今回から、土曜日・日曜日・月曜日と三日連続イベント、というより週末抱き込みイベントとなった。 理由は、おそらく週末でないと集客力のあるイベントが見込めないからであろう。 基本的には家で電気消してみてくださいね的イベントなのであるが、やはり宣伝効果があるので色んな屋外イベント等が催される。 屋外イベント自体が悪い訳では無い。 ただ『9時から○○でのイベント参加なので、××サークルのメンバーで参加希望者は△△駅前に集合』みたいな書き込みを見ると、やはり腑に落ちない。 いや、別に他人事なのでどうでも良と言えばそうなのだが。 夏至の日は、電気を消そう。 それでいいではないかと思う。 キャンドルナイトのイベントの為に車で出掛ける等、本末転倒なのは誰でも分かるはず。 ということは、そうする人はそんなことは分かっていて車で出掛けるのだろう。 つまり、キャンドルナイトだろうがシャンデリアナイトだろうが、ただ人が集まるイベントがあれば良いのだろう。 そういうイベントはある。 ただ、キャンドルナイトの美しいところは、『何をする』という目的は決めず、『どのようにする』というルールだけ決めて、電気の消えた空間での時間の経過と体験を、赤の他人とそのルールを通してシェアできるところだと思う。 なんとなく、『今子供が3人いる愛媛のある農家でも、同じように電気を消しているんだろうなぁ。 そこではきっと夏休みはどうするかなんて話をしているんだろうなぁ。』なんて感じれるのって結構嬉しい。
まぁ良い。 キャンドルナイトだし、あんまり固い事を言うこともないだろう。