一足早いクリスマス

そらちゃん宅へ、この前のメンバーが集まるクリスマスパーティに参加した。 前回はポークチョップのマリネを作るという頑張りを見せたが、今回は準備は全く何もせず、しかも昼間で起きず、ベッドの中でわが世の春を謳歌していた。(寝てる間に大工さんがアコーディオンカーテンを設置したり、荷物の受け取りが3件程あったが、私は起きなかった。)
三鷹台だか、何かそういう名前の駅から徒歩、西荻窪にあるそらちゃん宅へ。 そんなに肌寒くも無く、歩く距離としては結構だったが、それでものんびり歩いて行く。 閑静な住宅地というか、昔のベッドタウン計画の名残というか、このあたりは区画整理はきっちりしてるが道路幅や歩行者道路等への配慮が足りずちょっと歩いていて怖い気がする。 自分はいいが、自分に子供がいたら結構気を使ってしまうだろう。 でも閑静で良いところだ。
西荻窪の駅に来たのはいつぶりか、かなり昔のような気がする。 今まで気付かなかったが、西荻窪は結構かわいいお店とかがあって居心地は良さそうだ。 ただ、ゲームセンターの数にはちょっとびっくり。 駅横の通りに3件くらい立て続けにあるのだ。 この土地に、ゲーム魂を呼び起こす何かがあるとはとても思わないが、一体どういうことだ。 西荻窪の駅も綺麗になっていたが、西友は相変わらずナビゲートしにくい横長1フロアのまま。 こっちも改装しているかとちょっと期待したが残念。 というか変えようが無いか。
そらちゃんの可愛さは前回書いたが、相変わらず可愛くて仕方が無い。 子煩悩じゃない人間でも、こんな子一家に1人欲しいと思わせるくらいだろう。 この子はペリエをこよなく愛する。 私が炭酸水を飲む喜びを発見したのは19の頃。 私が子供の頃は色水のような、というか『オレンジ3号』とかそういう色としかいいようがない『みかん水』みたいな甘いだけの飲み物に恋焦がれるばかりだったが、この子は粋という意味では私の17年は前を走っている。 高校に入る頃にはブランデー片手に葉巻を吹かしているのではないかと、ちょっと不安なような楽しみなような、複雑な気持ちだ。
以前からやりたいと思っていた、このメンバーでフットサルはどうかという話題を彼女がモリさん(※注1)に振ってくれたが、モリさんはかなり乗り気。 おぉ、これは実現なるかも。 おれと、うちの彼女と、モリさんと、この前ボールをプレゼントした風ちゃん、あと1人だ。 チーム名はなんだ? 『西荻ヘレティックス』(※注2)とかかっこよくて良いかも知れない。 おそらく史上最弱のフットサルチームだろうが、我々は粋をモットーにフットサルをするのだから、強さなど関係無いのだ。 みんな粋に振舞って、楽しめて、みんなが外に集まれる口実があればそれでいいのだ。

※注1:そらちゃんのお母さん
※注2:Heretics 異教徒・背徳者の意味。 何か強そう。