メディア選挙

id:gryphon:20040824#p1]より
The Living Room Candidate
アイゼンハワー以来の、アメリカ大統領選テレビCMが公開されている。
秀作はやはり民主党側に多い。 中でもビリー・ウォッチャーの私が言うと説得力が無いかもしれないが、ビル・クリントンのCMは切り口が徹底しているのが興味深い。 どの候補もあらゆるトピックに対して偏りが無いようそれなりの多様性を見せたCMが多いが、ビリーは『アーカンソーの貧しい田舎から出て来た、JFKの再来』一辺倒である。 特に一番上に紹介されているCMは象徴的であり、その後の彼の選挙戦を決定付けるインパクトである。 未だにこのCMは話題に上がる。 それだけ当時に人々の記憶に残るパワーがあったのだろう。
ちなみに同年(92)のぺローのCMは楽しい。 ぺローの話を聞いていると、何か催眠術にかかりそうになっているかのような、そんな感覚に襲われることがある。